先週に引き続き「Ave Verum Corps」(ウィリアム バード)と「世界に一つだけの花」の練習でした。
「Ave Verum Corps」は先週の母音唱でパートまとまっての練習から、言葉を入れ、各パート、バラバラになっての練習だったので、隣の人を頼ることはできません。それぞれが自分の合唱力を試されるような濃い練習でした。各自が主体的にアンサンブルできるようにとの先生のねらいだったのでしょうか。
途中、先生から「一日のうちで10時間以上自分の声について考えている人は?」の質問に、一人だけ手を挙げた人がいました。すごい! 因みに他は全員1時間未満。でもその位練習したら、1パート1人のアンサンブルもできそうな気がします。
「世界に一つだけの花」もバラバラのまま。誰でも知っている曲ですが、「ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン」アカペラの、この1フレーズを、みっちり細かく教えて頂きました。重くならないように、流れに乗る、中音域を鳴らす、声を張る、エネルギーが抜けないように、声がひっくり返りそうになるところで抜く、等々。
言葉の細かい歌い方、難しいですが、田中先生のそういう指導によって曲に命が吹き込まれ、私達の生きた「世界に一つだけの花」が生まれるのだと思いました。
ソプラノ 米本