田中安茂先生指導のもと市川市を拠点に活動している混声合唱団です。
2024/7/13 練習日記

 今日は、8月10日に市川市の第31回芸術文化集会にて演奏予定の『O primavera』『かどで』『リフレイン』『世界に一つだけの花』を通した後、『かどで』と『リフレイン』を集中的に自主練習しました。

 当日、一緒にステージに上がってくださるMiraの方々が加わったことで、全体の声量の安定感が増したと思います。その分、表現にかけられる時間が増えたことが喜ばしくもあり、ややプレッシャーでもあり………。『かどで』のように練習を始めて日が浅い曲は、その世界がまだ体に馴染んでいないため、反対に『リフレイン』のように歌い慣れている曲は、慣れているゆえ機械的に譜面通り歌うだけになってしまいがちなため、とそれぞれ違った難しさが感じられました。音取りなどの基礎は自宅で済ませ、全体練習で歌う際は平坦な感情のない歌い方にならないよう、「何も考えず歌う」ことだけは無いよう気をつけたいです。

 急激な気温の変化や感染症の流行など、油断出来ない状況が続いていますが、健康第一で、本番は全員で楽しく歌いましょう!

ソプラノ海老原

2024/6/29 練習日記

自主練習 かどで

田中先生のおかげで三善先生の曲を知って以来、こんなに美しい世界があるって知ったこと。その途方もなさ、果てしなさ、理想にはなかなか及ばないけれど夢を持って取り組んでいく幸せ感。小さなピースから少しずつ皆んなで作り上げていく達成感。
そんな三善先生の曲にまた取り組める

🎶

幸せだなぁ^ ^

娘よ
   さようなら
娘よ
   さようなら
いたずらっ子
   さようなら
甘えっ子
   さようなら
赤ん坊
   さようなら

繰り返される「さようなら」
様々な感情が湧いてきて1回目の音取りから涙涙…
なかなかホントに手強い相手。自分の中にしっくりくるまでには時間がかかるだろうけれど、悩みながら楽しみながら大勢でステージにあがれる日を夢見て。
M

2024/6/15 練習日記

 今日は、田中先生ご指導の下、『嫁ぐ日は近づき』『かどで』『O primavera』を練習しました。

 前回から田中先生が仰っていた、「組曲『嫁ぐ娘に』全体に共通するどっしりとした重みは、三善氏作曲の幾重にも重なった音のハーモニーだけでなく、戦争を経験した高田氏が詩に込めた、娘のハレの日を祝うことができる平和な世界の存続への祈りにも由来する」という解釈がようやく腑に落ち、この壮大で美しい曲たちを自分が納得できるように歌いたいと感じました。本番はおそらく比較的少人数になるため、前述のハーモニーを表現するために、バランスを考え臨機応変に別パートの補助もできるよう準備しておこうと思います。

 『O primavera』は「嫁ぐ娘に」と異なり、響鳴させた明るく軽やかな声を心がけ、切り替えて歌えるようにしたいです。定期演奏会からしばらく触れていなかったため、他2曲に気を取られ過ぎず、こちらもよく復習しておこうと思いました。

ソプラノ海老原

2024/6/8 練習日記

今日は、高田敏子 詩、三善 晃 作曲の「嫁ぐ娘に」の5曲目の「かどで」を田中先生の指導で通しました。
先週の音取りに続き、2回目でしたが、大きな事故もなく通せたと思います。
この流れから、8月10日の市川市芸術文化団体協議会の創立50周年記念事業の「第31回芸術文化集会」にもチャレンジできそうだとの感触です。
今日の話では、1曲目の「嫁ぐ日は近づき」も次回から取り組めそうです。

初演は1962年なので、今年で62年目になる曲です。
高田敏子さんは戦前、ご主人の赴任先のハルビン、天津で過ごしています。2曲目の「あなたの生まれたのは」の「古い絵のような街で」というのはハルビンを描いていると思われます。
その後台湾に生活の場所を移されますが、戦況も厳しくなり、乗船した客船にも攻撃が有ったと聞いています。それが、3曲目の「闘いの日々」に結びついたようです。

難易度は高いですが、ご一緒に歌って頂けるメンバーを募集中です。

木村

2024/6/1 練習日記

今日は三善晃の「かどで」のパート練習をみっちりやりました。
歌詞には、明日嫁いでいく娘への想いがいっぱいです。
そんな経験をしている人ばかりではありませんが、想像力を働かせて込められた想いに近づきたいものです。
今日は、人数もあまり揃わなかったので、ひとパート1-2人もあり、その分自分の声がよく聞き取れたかもしれません。男声は経験者が多かったようで最後まで、女声はあと10小節というところまで音取りが進みました。
ところどころで三善晃の世界を感じる音の重なりに震え〜でも、その独特さが身体に入るまでは安定して歌うことはできないんだな、などと痛感しました。
そして30分ほど、全体で合わせ。
オクターブで歌っているところや、積み重なっていくことば。奥深さを感じつつ、まだまだ自分の音を聞き分けるので精一杯でした。
音源をよく聴いて準備していくようにとの指導もありましたので、まずは譜面と睨めっこしつつ個人的には書き込みいっぱいしていこうと思っています。
定時にて練習終了。今日は午前中、遠く東村山でMIRAさんのステージにのってこられた方もいたので、お疲れ様でしたの一日。
アカペラの曲が続きますが、自分の声も耳から聴いて美しいサウンドになるように、、切磋琢磨です。
by ゆくり